30時間の陣痛を経て吸引分娩で無事産まれた娘の出産体験談です。
重症妊娠悪阻を乗り越えて、「いざ!快適なマタニティライフ!」「つわりであんだけしんどい思いしたもん!安産っしょ!」と、どこまでも浅はかな私は、

もっと妊娠としっかり向き合うべきだった・・・。
と、ひどく後悔することになります。(笑)


無事産まれてくれた娘に感謝しつつ反省も兼ねて、当時を振り返りたいと思います。
予定日ギリギリまで働いていたマタニティライフ
妊娠4か月目でつわりが終わった後は会社への恩もあり、「バリバリ働くぞー!」と意欲的な気持ちで職場復帰を果たしました。
しかし、元々無理しがちな性格だったので、妊娠中の残業などによるストレスでそれなりに身体に負担がかかるマタニティライフを過ごすことに(笑)←車で送迎してもらいましたが、深夜0時上がりの日もありました(笑)
そんな私だったからか、会社の理解により出産予定日の2か月前から在宅ワークに切り替えていただくことになりました。
自宅でも12時間とか普通に働いていましたが、体調が悪くなったらすぐに横になれるので、今思えばハードながらも自分のペースで働くことが出来ていたなぁと思います。
40w0dまでヒヤヒヤしていましたが、予定日は超過したので、



もう産まれるので休みます!
と宣言して休暇をいただき、レッツ!産休!☆彡(普通に1か月前に休んでエンジョイすればよかったと後々後悔したのは言うまでもない)
40w2dの検診後、実母とショッピングしている最中にトイレに行くとおしるしがついていたのでビックリしつつ、「そろそろかなー?」なんて思いながら過ごしていましたが、40w4dまでは特に何事もなく時間が過ぎていきました。
入院までの流れ
おしるしがあってから2日後の40w4d。その日は日曜日でした。
前日に「土日の間に生まれたらいいねー。」なんていいながら、土曜日は旦那さんとのんびり近場でショッピングをしていました。
何事もなかった土曜日にガッカリしながら「お腹重いなー、早よ産まれんかなー。」なんてのん気なことを考えながら眠りにつきました。
【40w4d AM6:00】微弱陣痛が始まる
日曜日の早朝6:00、う〇こがしたくて目が覚めました。



腹いってぇな~。トイレ行こ。
無事う〇こが出たので、もう一度布団に入りました。(汚)
しかし、ここから5分おきに、お腹が痛くなるのです。



・・・これ陣痛じゃね?
30分経った頃、突然不安になった私は隣でグースカ寝ていた旦那さんを叩き起こして、「陣痛が来たっぽいから産院に電話する。もしかするとそのまま入院になるかも。」と報告をしました。
この時の痛みは生理痛がいつもより強いかな~?ぐらいな感覚でした。
産院へ向かうも、一時帰宅
産院に、陣痛の間隔や状況を電話で伝えました。
「一度産院へお越しください。」とのことだったので隣に住む実母にも連絡だけして産院へ向かうことになり、NSTをやっていただきました。
そして、「間隔は狭いけどまだまだ弱いし子宮口も1cmだから、自宅待機でいいかも。」とのことだったのでヒヤヒヤしつつも、産院は車で10分ぐらいの場所だったので、旦那さんと一時帰宅。
この時はしんどさはあってもまだまだ動ける状態だったので、「静かなお産いけるんちゃう?」と調子ぶっこきながら息を吐いていたのを覚えています。(殴)
5分間隔の痛みがひたすら続く
8時頃に自宅に到着し、そこからはひたすら5分間隔の痛みに耐えていました。
時々10分とかに伸びたりしつつも、弱いと言えどずっと5分おきに痛みがくるので地味にしんどかったです。
ごはん食べたりコウノドリを読んだり出産レポを読んだりしながら呼吸をしつつ、その時を待ちました。
早朝に起きて猛烈に眠かった旦那さんは13時頃から3時間ほど眠っていました。(この時に寝ておいて本当に良かったねと心から思います。)
旦那さんが起きて1時間ほど過ごした後、痛みを和らげるためにハーブティーを飲みました。(Yogi teaのウーマンラズベリーリーフ♡)
すると、身体が温まったのか痛みが突然強くなり、声が抑えられなくなりました。
心配になった旦那さんが「もう産院に連絡してみたら?」と声をかけてくれたので、その時点で電話を入れることに。
17時過ぎだったので「軽食を食べてから来てください」とのことで、コンビニで買ったおにぎりをフーフー言いながら食べた後、産院へ向かいました。(コンビニでも陣痛に耐えてたので、店員さんの目がヒヤヒヤしてたw)
【40w4d PM18:00】入院開始
産院に到着後、再びNST。「子宮口はまだ4cmだけど、もう入院でいいかもね。」とのことで、入院。



子宮口まだ4cm!?こんなにしんどいのに!?
この時の私はこんな気持ちでしたが、「もう移動しなくていいのね・・・。」という安堵感もありました。
陣痛室に通された後、入院着に着替えて後は産まれるのを待つのみ!
左隣にはすでに無事出産されたであろうご家族と、右隣には二人目出産の陣痛に耐えているママさんがいました。
「早ければ今日中…?かな?」と助産師さんのコメントに、「やっと我が子に会える!」と期待を膨らませていました。
【40w4d PM21:00】おしるしの出血が増える
微弱陣痛と呼ばれるめっちゃしんどい陣痛が開始してからおよそ15時間が経過。
実母がおにぎりを持ってきてくれたので、痛みに耐えながらおにぎりを食べていました。(ずっとおにぎり食ってた気がする)
そして股から感じる不快なドゥルン!という感触。
トイレに行くと大きな血の塊が出てきて「いよいよか?」と思いきや、子宮口はまだ6cmでした。
ここから更に痛みは加速していきます。
そうこうしている間に、右隣のママさんが突然叫び出し、分娩室へ。
大きな雄たけびと共に出産されたであろう雰囲気が漂っていました。
分娩室へ移動してから、30分もしないうちだったので、



分娩室に移動したら早いんかな・・・。あー、つらっ!
なんて考えてました。(しんどいけど、まだまだ能天気モード)
【40w4d PM23:00】陣痛が本格的になり始める
この辺りから、声が抑えられなくなります。
妊娠中、私が旦那さんに言っていた言葉があります。



私、静かなお産目指す!
↓現実



フ――!うううううああああああ※※※
ここから、私は娘の出産時刻のPM12:00まで叫び続けることになります(白目)
私の母が産後、
あんたの出産だったら私絶えれんかったわ・・・。多分気絶してた・・・。
と言っていました。
あまりの壮絶さに旦那さんも耳を塞いでいたそうです(笑)
いざ分娩!必死ながらに感じた事や、振り返り
ここからは、時間をまっったく覚えていないので、覚えていること、感じたこと、やっておいてよかったこと、次回にのお産(あるのかな?)に繋げておきたい事などをまとめてみました!
大きい声で叫んでしまった
前項にも書いたように、恥とか考える隙もなく、本能のままにずっと大きい声で叫んでいました。
旦那さんも耳を塞ぎ、助産師さんに「フーだよ!」と声をかけてもらったりしていました。
私の場合はそこに申し訳なさがあったので、家族に耳栓を持たせるのもアリだなと思いました。
う〇ちが出てしまった
分娩中、息む勢いでう〇ちが出てしまいました←
助産師さんも美人な方ですごく恥ずかしかったですが、それどころではない!
ただ、涼しい顔をして取り除いてくれたので、あるあるなのかな?とも・・・。
実際、「出産 う〇ちが出た」で検索すると、「お産が進むからどんどん出して!」と助産師さんは笑顔で答えてくれるそうなので、あまり気にしなくてもよかったみたいです。
ペットボトル用のストローは買っておいてよかった
叫んでいると、とにかく喉が渇くので、ペットボトル用のストローはいい仕事をしてくれました!
普通のペットボトルの飲み口だとこぼれたりしてイライラしていたと思います。
旦那さんが私にお水を差しだそうが、母が私にお水を差しだそうが的確な位置で水分補給が出来たので、そこのストレスはかなり少なかったです!
ただ、私の場合は水を飲むと気持ち悪くなってしまったりしたので、「いらない・・・。」と言ったり、もう相手の感情は気にせず本能のままに指示を出していました(笑)
長くなりそうなので、②へ続きます。

